寒さが一段と厳しくなってきましたね。設計の築山です。
寒さも厳しくなってくると、何故か恋しくなる焼き芋。最近は専門店もあって、年中食べられますがそうはいっても、寒空の下食べる昔ながらの”石焼き芋”が最強なのではと思いますが、皆さんいかがでしょうか。
”石焼き芋”は家で調理したものとは全然違う絶妙なホクホク感とねっとり感を併せ持った食感と、同じサツマイモなのかと疑いたくなるほどに増した甘味が特徴ですね。
石で焼いた芋が蒸した芋よりおいしく感じる要因の1つは、サツマイモ内のβ-アミラーゼという酵素がより働くことで、デンプンが分解され、麦芽糖などの甘い成分が生成されるからです。
β-アミラーゼが一番活発に働く温度は約70℃であることがわかっています。
石焼き芋の場合、そのβ-アミラーゼの活性化温度帯を長い時間かけて通り過ぎるため、酵素がより働き、甘味が増すというメカニズムです。
やはり自宅であの焼き芋を再現するにはずいぶんと手間と時間がかかりそうですね。ここは、じっくりと「い~し や~~き いも~ おいも。」という呼び声とともにやってくる軽トラに乗った焼き芋屋のおじさんがくるのを待ちましょうか。
住宅事業部営業設計1課 築山