総務の小林です。
今日も私の徒然ブログにお付き合い頂き有難うございます。
さて、木には大きく分けて「断熱」「遮音(防音)」「調湿(吸放湿)」の3つの機能があります。
その中でも私たちの暮らしの中で快適性を左右する一番の要素は「調湿」ではないでしょうか。
私たちの肌も適度な湿度が必要であり、皮膚にもまた一定の水分が必要です。
一般に建築材料として使用される木材の含水率は約15%程度ですが、常に平衡状態を保つため、雨の日のように湿度の高い時は室内の水分を吸収し、晴れた日は水分を放出するといった吸放湿性があり、私たちが呼吸するのと同じように木も呼吸しています。
住宅もまた人間と同じで、床や壁、天井に湿度調整機能を持たせることで常に一定の湿度が保たれ快適な空間となり、そこに住む人にも一定の湿度が補給されます。
つまり、室内の湿度を上手くコントロールすることは、より快適に過ごすことに繋がるのです。
今年もこれから寒い時期を迎えます。
冬場は家の中も乾燥しがちです。
このような時期でも住まいの湿度調整には、木の家が適していると言えるでしょう。
総務部 小林孝弘