住宅事業部の営業の北岡です。昨晩のお酒も、朝にはスッキリと抜け、臨戦態勢も完璧。
本来の目的であり天王山の賃貸借契約です。
まずは、アパートの賃貸借契約の概要を説明しましょう。
前もって、管理会社(不動産業者)に「入居審査」を依頼します。
不動産業者と大家さんとの調整業務ですね。
入居審査とは、「家賃を遅れずに払ってくれそうか?」とか「どんな会社にお勤めなのか?」などいろいろです。そこは、スムーズにクリアしていました。
よって本日は「重要事項説明」と「賃貸借契約調印」がメインイベントです。
①「重要事項説明」
物件や契約内容の詳細を確認するために、契約前に重要事項説明が不動産業者に義務づけされています。
よく理解できないまま契約をしてしまうと、後で「こんなはずじゃなかった」となったり、トラブルに発展したりするので、それを防ぐためです。
説明事項は
・所在地などの物件の基本的な情報
・電気・ガス・上下水道などの施設の整備状況
・キッチン・浴室・トイレ・エアコンなどの室内せつびの整備状況
・契約期間及び契約の更新に関する事項
・敷金その他の契約終了時の精算に関する事項 他諸々
細かい事項が多いので、素人だと、どこに問題があるのか、聞くべきところはどこなのかが、ほぼ理解できていない状況で契約調印になる傾向があります。
例えば「書類作成費」という項目があれば、仲介手数料以外に支払う義務はないので削除交渉が出来ますね。
また「害虫駆除費・抗菌・室内消毒」は、内覧時で確認できるので必要なければ、要らないと言っておかないと、その金額も加算されます。
そんな「交渉の余地がある項目」が実は、いっぱいあるんですね。素人には分かりづらい所です。
一応、私は、宅建主任士なので、息子にとっては良い援護射撃ができるかなと思います。
重要事項説明後は、「重要事項の説明を受け、理解した」ことの確認として、重要事項説明書に記名と押印をします。
そして引き続いて「賃貸借契約書の調印」になります。
②賃貸借契約締結
契約締結までに揃えておかないといけない書類が結構あります。
・契約者の印鑑(シャチハタは不可) できれば実印が良いですね。
・契約者の住民票
・普通は、連帯保証人の身分証(コピーなど) ※今回は保証会社を利用しました。
・銀行口座用の印鑑、銀行の通帳(家賃の銀行口座引き落としになるので)
・火災保険申込書等々
住民票は平日の昼間しか取得できないし、また他府県からの移動なので前もっての住民票取得も必要。
それと賃貸借契約で起こりやすいトラブルとして
契約の更新、解約、退去時の清算に関することが多いです。
何とか午前中で、無事にアパート契約が終了。鍵も引渡しも完了!!
さて、最後の豊橋での昼食です。昨晩、飲み屋街で教えていただいた、地元の方しか行かない穴場の中華料理屋に行くことになりました。
その名は「萬珍軒」。私たち以外は常連の60歳以上の年輩客がメイン。廻りで食事しているメニューをみると「海老と帆立のXO醤炒め」が多いようなので、一つはそれにしました。
それと私の大好物の「青椒肉絲(チンジャオロース)」。
濃すぎたりクセのある味で2度目はないな!というお店が多いですが、これならまた食べたいと思えるちょっぴり甘い優しい味わいでした。
地元の方の情報は固いですね。最終の食事が中華料理だったので大満足!!
気持ち良く、帰途につくことができました。
息子の引っ越し先も確定して、一安心です。
住宅事業部第二課 営業 北岡大実