設計の築山です。
今日も本棚から1冊ご紹介いたします。三崎亜記著、廃墟建築士です。
ありえないことなど、ありえない。
不思議なことも不思議じゃなくなる、この日常世界へようこそ。
なんとも不思議な香りが表紙からにじみ出ています。
私たち新築やリフォームを手掛けるものからすると絶妙にありそうな名称ですよね、
廃墟建築士。
「わたくし、廃墟建築士1級の築山です。」
とか、なんか自然です。もちろん、そんな資格はこの世に存在するわけはないのですが、とにかく、
ありえないことなど、ありえない。
不思議なことも不思議じゃなくなる、この日常世界へようこそ。
なわけです。表題作の廃墟建築士のほか七階闘争、図書館、蔵守の4編収録の短編集です。皆さんも三崎亜記の不思議なことも不思議じゃなくなる、この日常世界へどっぷりはまってみませんか。
営業・設計課 築山