京都 大原 三千院~
恋に疲れた女がひとり~♪
こたつの中で”夢見心地”の村上です(^-^)
冒頭の歌は永六輔さん作詞の有名な歌謡曲ですが皆様はご存知でしょうか??
この歌は私の亡き祖母が家事をしながらよく口ずさんでいました。
さてさて、今日はキッチンの話を少ししてみたいと思います。
まずはこちらの写真を…
何の写真?と思われたかもしれませんが、これは私の家の台所です…笑
私の家は古いので、台所と食堂は土間になっていて、その真ん中に鎮座しているのがこの流し台です。
左の部分は洗い場で右は水を貯めておく水瓶になっています。
ここでは畑から収穫してきた野菜を洗ったり、スイカを冷やしたり、米を研いだり、洗濯をしたりと…我が家になくてはならない生活の場です。
祖母はよくここで好きな歌を歌いながら、米を研いでいて楽しそうにしていました。真似して私が横に並んでするとたくさんの米粒が排水口に流れて行くんですよね(;_;)
米を洗うのがこんなに難しいのかと大泣きした記憶が鮮明に残っています。
その横で祖父は戦争でアメリカ軍の捕虜になった話を誇らしげにしていましたし。
なんやかんやとこの場所で家事というものを一通り教わりました。
大事なこともたくさん教わった気がします。
今は文明が発展し、もっと衛生的で使いやすいキッチンになりました。
しかしそのキッチンが必ずしも子どもとコミュニケーションがとれたり、家事を教えたり、悩みを聞いてやったりできる場所になっているとは限りません。
ヤマヒロのキッチンは、ご家族の大切な思い出の場所になるように、様々な工夫を凝らしています。ぜひ一度、展示場に見に来てくださいね。
お待ちしております♪
営業・設計課 村上裕康