こんにちは、営業の丹野です。
梅も咲き始め、今年も相変わらず春が来そうですね。
さて今回は、
滋賀県大津市にある「宿場町HOTEL講 大津百町」に行ってきました。
築100年ほどの商店街にある町屋を
リノベーションし、宿泊施設として復活したそうです。
戦後、高度成長期にかけて商店街が増え、
街道沿いや人通りの多い場所で、
地域の祭りやイベントを支える「街の顔」としての役割も商店街が担ってきました。
スーパーマーケットや大型ショッピングセンターが増えたことで
人々の足は商店街から遠のき、シャッター街化が問題になっています。
かつて宿場町として賑わっていた滋賀県大津市に
商店街や街の活性化を仕掛けることが「HOTEL 講」の役割だそうです。
そういった役割を果たす為、7軒の町屋をリノベーションし
宿泊施設として稼働しています。
町屋の特徴も活かしながら、
構造や温熱環境も補強し、遮音性も高め、
要所要所で広葉樹の木材も採用されていました。
デンマーク家具(フィンユール)や
照明(ルイスポールセン)がディテールとマッチし
ゆっくり時間が流れるような居心地の良さでした。
大工の技術と素材の活かし方が抜群なので、
何度も泊まれる所だなと感じました。
滋賀県に行った際はぜひ!
営業設計一課 丹野将