スノーボードハーフパイプ平野歩夢選手、金メダルおめでとうございます。昨日行われた決勝戦当日はちょうどお休みだったのでテレビで観戦しておりました。2本目の不可解なジャッジに対する「怒りを表現出来た。」という3本目のすべりは、2本目を上回る高さを出しながらの「現在考えうる世界最高難度のルーティーン」を完璧に決めて逆転の金メダルを勝ち取りました。世界で活躍する日本人をみると、とてもワクワクしますね。
さて今日は、「自宅で楽しむ発電」という本の紹介です
自宅で楽しむ発電 身近な材料から電気を作ろう
著者:中村 昌広
発行:ソフトバンク クリエイティブ株式会社
初版:2013年6月25日
一般家庭でも、電気を作り・ため・消費することができます。しかも身近な素材や簡単に入手できる材料から手作りの発電機を製作することも夢ではありません。日常的に照明や家電品の電源を自作の発電機でまかなっている著者が、家庭でも実践できる発電・蓄電の知識とテクニック、機材の製作方法をわかりやすく解説します。(裏表紙より)
最近は家を建てるときに、太陽光発電パネルを検討される方が多くなってきました。自宅で発電するということで言えば、一番なじみがあるのはやはり太陽光発電ですよね。屋根の上に乗っているあれです。
この本のなかで紹介されているのは、太陽光発電をはじめ風力発電、水力発電までもあります。どれも著者自ら設計をし、工作して組み上げています。発電機というとなんだか難しい話で到底まねできないと思うのですが、最初は仕組みを調べるところからはじめて、いろいろ試作を続けていきながら数多くの発電機を備える家になっていったようです。
本書の内容はかなり詳しく、発電の基礎的なところからはじまって、どのような場所に設置するのがよいのか、また発電した電気をどのようにして蓄えて、どうつかっていくのがよいのか細かくアドバイスがされています。また、大きなコストをかけずして(ここは、導入するにあたって重要なポイント)効率よくかつ安定して発電させるためのコツも記載されていて、自宅発電に取り組もうかと考えておられる方にはちょうど良い入門書になるとおもいます。
いまや電気は生活になくてはならないものになっています。昨今の異常気象もあいまって、いつ何時電力の供給が途絶えるかわかりません。そんな現代を生き抜くサバイバルツールのひとつとして「自宅発電所」はかなり有効なのではと、思ったしだいです。
住宅事業部 営業設計1課 築山