鬼滅の刃 遊郭編も佳境にはいってつづきが楽しみになってきましたね。話の中で、下弦の鬼や上弦の鬼がでてきますが、ふと気になったのが、名前の元になった上弦の月と下弦の月。どっちが、どっちだったかなと、気になりまして調べてみました。
↑この月の形が上弦の月です。
上弦や下弦の名前に使われている弦(つる)というのは弓に張る糸のことで、半月の形が弓に似ていることから、弓の真っ直ぐな部分である「弦」の漢字が用いられたと言われています。
その弦が月入時に上を向いているので、上弦の月。
逆に、下を向いているのが、下弦の月、というわけです。
弓に張られた弦のように、真っ直ぐな状態のときを指して名づけられたので、日々形を変える月には上弦の月、下弦の月は一日づつ充てらています。月齢で言うと、上弦の月が7日目で、下弦の月が22日目です。
月の名前は他にもいろいろあって、
1日目は、新月、朔(さく)
2日目は、二日月
3日目は、三日月、眉月
7日目は、上弦の月、弓張り月、半月
13日目は、十三夜
14日目は、小望月(こもちづき)
15日目は、十五夜、満月、望月
16日目は、十六夜(いざよい)
17日目は、立待月(たちまちづき)
18日目は、居待月(いまちづき)
19日目は、寝待月(ねまちづき)、臥待月(ふしまちづき)
20日目は、更待月(ふけまちづき)
23日目は、二十三夜、下弦の月、下の弓張り
26日目は、下弦後の三日月、有明の月
30日目は、三十日月(みそかづき)
なんとも風流な名前が付けられていますね。月が日本人にとって、古から特別な存在だったわけですね。
今宵は少し月を見上げてみようかと思います。
住宅事業部1課 営業設計 築山