こんにちは、設計の玉中です。
最近は雪も降るような寒い日が増えていますが、少し季節を戻して11月のことです。
いつものNPOで「山作業は初めて」という人を集めて初心者向けの森林作業体験会を行いました。
よく晴れていて山で作業していると暑いくらいです。
今年は定員を越える申し込みがあって盛況でした。
なかなか人が多い場所へは外出しづらいので山へ来た、だったり
自然の中で過ごしてリラックスしたい、という人だったり
理由はいろいろですが、ありがたいことです。
まずは山を歩くことに慣れてもらうために自然観察から。
別イベントの講座では先生を務めてくれている会員の方がフィールドを案内します。
「ここらへんは鹿に食べられないアセビばっかりだね。」とか「尾根松沢杉中桧」とか、
実際にフィールドで見ながら説明を聞くと座学では得難い『実感』が伴います!
午後からはチームに分かれて実際に木を伐倒します。
私もチームリーダーとして指導に当たります。
技術家庭科の授業以外でノコギリを触るのは初めて、という人もいる中で
何よりも大切なのは『ケガをしないための安全確認』です。
切り倒す方向に邪魔なものは無いか
足元は滑らずに踏ん張れるか
木が倒れそうになった時の退避場所はあるか
切り始める前にキチンと確認します。
作業体験を終えてベースキャンプに戻り、おさらいの時間です。
作業してるときに危険を感じてヒヤリとしたこと、
苦労したこと、逆に上手くいったと思うこと、
参加者から色んな感想を貰いました。
参加者から貰った感想やスタッフ間で出た気付きは
また次のイベントや来年度の体験会に生かしていきます。
実施積算課 玉中健太