こんにちは、設計の玉中です。
先月、毎年恒例の芋掘りに行ってきました。
今年のデキは例年通りかちょっと少なめか、というくらいでしたが、
コロナ禍への配慮として県境を跨ぐ移動は無しにして
県内のNPOメンバーだけで実施したので、
暑さと人手不足で大変でした。
そんな中、地元の方の庭でなっているフルーツが食べ頃だということでご相伴に預かったのですが、
これ、何というフルーツかご存知でしょうか?
これが『ポポー』というフルーツで、『アケビガキ』とも言われるそうです。
初めて聞いたので調べてみたところ、
北米原産のバンレイシ科という熱帯性フルーツの仲間ですが、
同じ科の中でも唯一温帯で育つ種類が「ポポー属」となるようです。
熟して食べ頃になると地面に落ちるので、
時期を逃さずに拾いに行くと子供でも簡単に収穫できるとのこと。
切ってみるとこんな感じ
ゴツイ見た目の皮とは打って変わって水気が多く、少しジュクジュクした感じです。
柿のような茶色い大き目な種があるので、
そこを避けて輪切りにして食べました。
切る前からあま~い匂いがしていたのですが、
食べてみるとやはり、かなりの甘さでした。
「マンゴーみたいだけど口当たりがトロッとしている」
というのが初めの感想でした。
これも後から調べたのですが、
その強い甘さと滑らかさから
「木になるカスタードクリーム」
と称されるそうです。
虜になる人もいるのですが、
流通の難しさから「幻のフルーツ」扱いされることもあるのだとか。
思いがけず貴重な経験をしたのでした。
実施積算課 玉中健太