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ブログ

○○の先を考える

設計の中村です。

間取りを考える際に

部屋の構成を考えることは

もちろんですが

他にも必ず行っていることがあります。

それは

実際に生活している目線で

色々な場所に

座ってみたり

立ってみたり

歩いてみたり

しながら

その先に何が見えるのかを

イメージしながら

間取りを考えていきます。


これをするかしないかで

住まいの質は

大きく変わります。

例えば

二階建ての場合

階段の先に何が見えるのか?

を考えます。

この写真のお家では

空に視線が抜けるように

窓を配置しています。

そうすることで

二階に上がる時の

気持ち良さが

全然変わってきます。

また方位によっては

一階から入った風が

階段を通って

この窓から抜けるといった

家全体の風通しを

良くしてくれる窓

にもなります。

またこのお家では

大好きな本も窓下に

置いてあるので

より一層

階段の周りの楽しさを

高めてくれています。


晴れている日

雨の日

朝、昼、夜

・・・

敷地の周辺環境にも

よりますが

常に違った景色で

愉しませてくれる

階段の先の窓。


ちょっとしたことですが

実際に住まわれることを

考えながら

単なる部屋割だけでなく

その先に何が見えるのか

をしっかりと考えた

住まいづくりを

今後も続けていきたいと

思います。



営業設計一課 中村将之

中村 将之

中村 将之

新築事業部 企画設計課 課長

資格:一級建築士

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