リフォーム部の角です。
今回は、屋根の葺き替え工事をご紹介させていただきます。
最初は外壁塗装のみのご依頼をいただいておりました。
梅雨明けの工事予定でしたが、雨漏りが発覚。
まずは、屋根を点検させていただきました。
以前からも何度か補修はされておられるようでしたが、
割れている瓦や風などでズレた瓦は、
もう雨を止めることが難しくなってきているようでした。
瓦を調べてみましたが、このS型瓦、残念ながら同じサイズの瓦はもう作っていないとのこと。
軽くて丈夫なガルバリウム鋼板の屋根に葺き替えることになりました。
瓦の撤去は、人数を入れての作業です。
バケツリレーのように速やかに行われます。
今年の夏は非常に天気の変わりやすい日が多く、
毎日、天気予報と にらめっこ です。
お施主様にご無理をお願いしながらも、やっとこの日を迎えています。
瓦の撤去は午前中に終了。
お昼前から待っていた大工さんが、横桟を打って、その上に合板を張っていきます。
瓦と鋼板の屋根では厚みが異なり、端部で納まらなくなるため、横桟を打っています。
瓦を撤去した後の下地は、所々に穴が開いていたり、かなり弱っているようでした。
大工さんの手によって、屋根の下地が頑丈なものになりました。
下地工事が終わったら、板金屋さんが登場です。(もう夕方です。)
ルーフィングと呼ばれる、防水のシートを張ります。
ここまで出来れば、もう雨漏りの心配はありません。
雨が入らないよう下から上に張っていきます。屋根工事の基本ですね。
ガルバリウム鋼板を横葺きにて、施工させていただきました。
反対側の屋根のカラーベスト屋根に雰囲気を合わせたためです。
カラーベスト屋根は塗装にて施工、ガルバリウムの色に合わせて塗装をして、
統一感のある仕上がりになりました。
また、軽い屋根になったので、建物重量も軽くなり、
耐震の面でも有利な要素になっています。
屋根は家の中でも一番大事な部分だといえます。
皆さまのお宅はいかがでしょうか。
点検だけのご依頼でも大丈夫です。
お気軽にお声掛けください。
リフォーム部 角