先日の天気予報でススキも桜と同じように開花宣言なるもがあることを初めて知った、営業設計の築山です。
久しぶりに連休をいただいたので、どこかへ行こうかと思ったのですが、只今緊急事態宣言の中でさすがに県外へ遠出するのははばかれるということで思いついたのが、「秋の味覚の代表格といえば栗、栗といえば丹波篠山」ということで行ってきました丹波篠山。
やはり、皆さん外出を控えてらっしゃるようで、人出はまばらといった感じですかね。
まずは、篠山城へ向かい大書院を見学。今立っているものは復元されたものですが京都にある二条城がモデルということもあってか、全体的に雅な雰囲気のある建物ですね。中には入らなかったので詳細は分からないのですが、何故か雨戸がすべて閉めてあって、時々内部を見学中の方が少しだけ開けて外の様子をうかがっておられたのがなんだか滑稽でした。
城郭の一番端まで行くと、歴史を感じる木造校舎の小学校が見えます。赤い瓦屋根が規則正しく並ぶさまは何とも言えないリズム感も相まってとても美しい建物でした。設備の更新や高耐震化などの難しい課題もあろうかと思いますが、長く現役であり続けてほしいですね。
その後、河原町妻入商家群を見に行きました。大書院からだと徒歩20分くらいですかね。散歩にはちょうどいいくらいの距離でしょうか。中にはレンタサイクルを利用して廻っておられるお姉さま方もいらっしゃいましたね。
丁寧に保存された町並みは、その地域の方々の並々ならぬ努力の結晶ですね。電線が地中埋設されているので景色を台無しにしてしまう電柱の存在がないのがいいですね。割と多くの建物がお店や宿泊施設として利用されているのですが、中には一般住宅として（もともと商屋なのでお店ではあったが現在は商売はされていない）使われている建物もあって、あちこち覗いていると「あれ？これはちょっと違う」と急に眼をそらさないといけないことがあります。
秋の味覚も豊富な丹波篠山、近場なのでお出かけにいかがですか。
営業設計課 築山大祐
