こんにちは、営業の小川です。
7月の末に
伊根町に行ってきました。
伊根町は舟屋が有名で
冬場には鰤、この時期には岩牡蠣が特産です。
学生の頃から行きたかった場所で
平日の日本海側なら
人も少ないと思い、行ってみました。
舟屋とは。
海面にせり出して建築され、1階に船揚場、物置、作業場があり、2階が住居になっている建物です。
到着して、一番驚いたことが
海の透明度と色です。
水深1.5mほどあるにもかかわらず
海底までくっきり見えるほど。
魚が泳いでいたり、ウニがくっついていたり。
近くで見ても写真で撮っても
エメラルドグリーンの海に
テンションが上がりました。(笑)
伊根の舟屋の観光には
観光船と海上タクシーがあります。
おすすめは海上タクシー。
地元の船頭さんが自分の船でガイドをしながら案内してくれます。観光船よりも小型船なのでより近くで見られますし、定員10人程度なので貸し切りで案内してもらえます。
私たちが乗せてもらったのは、陽気なおじさんで
以前「相席食堂」のテレビ撮影の際に
お笑い芸人のくっきーを乗せて
出演した人らしい。(笑)
おじさんのガイドも楽しく
あっという間のクルーズでした。
現在は船揚場として
使用されている舟屋は少ないですが
伊根集落は『重要伝統的造形物群保存地区』
に指定されており
建物の外観などが大切に残されているため
本来なら毎年30万人もの観光客が訪れるそうです。
京都の町屋や岐阜の白川郷などのように
日本人だけでなく外国人も
建物を目当てに観光に来るような場所です。
よくヤマヒロのコンセプトセミナーでも
お伝えしていることですが、
海外は街を歩けば、
国の文化やその国の雰囲気を楽しめます。
しかし、日本はこのような特別な場所に行かなければ日本らしさは感じられません。
姫路市も例外ではないですね。
大袈裟かもしれませんが、今回の旅で
普段の生活では感じられない、日本の住宅の現状と
改めて日本の住宅のあり方を
感じることができました。
営業・設計課 小川純奈