設計の中村です。
「外観は後回しにしない」
第一弾。
外観は、
家の顔=ご家族の顔
であると思います。
外観を少しでも
良くする工夫をご紹介。
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水平ライン
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実際に建てさせて頂いた
お家の写真なのですが
このお家
幾重にも重なる
水平ライン
があります。
・塀
・駐車場の屋根
・下屋の軒(平屋部分の屋根)
・母屋の軒(二階建て部分の屋根)
・窓の庇
この
幾重にも重なる
水平ラインによって
家が横へ横へ広がるように
また
重心が低くなるように見えるので
もともとその土地にあったような
その土地から生えたような外観が
可能になります。
それは
街に対して
圧迫感を減らし
さらには
少しセットバックして建てることで
品のある外観がつくれます。
また
この複数の水平ラインが
前後することで
奥行き感も生み出しています。
実は
このお家
北入り(北側に道路がある)の土地
なのです。
なぜ北側だと
お伝えしたかというと
北側は
どうしても
“裏”になりがち
だからです。
北側は
水廻りだったり
収納だったりが
どうしても
集中しがちだったりします。
その裏になりがちな部分を
表として見せることも
重要になりますので
北入りの土地は
腕の見せ所です。
外観はとても重要な要素の1つ。
丁寧につくっていきたいと思います。
営業・設計課 中村将之