テクニカルサポート・西谷です。
今回は弊社標準仕様の断熱材「デコスドライ」(セルロースファイバー)について書きます。書くと言っても現場の施工手順です。
商品はこんなものです。
こんな「断熱性」「調湿性」「吸音性」にすぐれた断熱材です。
材料は古新聞を粉砕してホウ酸等を入れたものです。以前は新聞の文字が見えてましたが今回探しましたが見えませんでした。
外部に面してる壁・屋根(天井)に施工をします。
このような状態(外壁下地+柱・間柱)の厚み分吹き込みます。
この状態の上にシートを貼ります。このシートは通気をします。
ですので、調湿をする商材になります。
ホッチキスで10センチ以下感覚で留めます。
排気ダクトなど邪魔ものがあればくり抜いて廻りからの飛散を防止するようにテープで塞ぎます。
シートを貼っただけの状態ですとシートが黒く透けてます。
ここに吹き込みます。
乾式工法なんで部分的に穴を開けて掃除機の逆噴射の要領で吹き込ませます。
目安は1m3(1mx1mx1m)に55kgの断熱材を入れます、パンパンになります。
入った状態です。
穴のあいてるとこから吹き込みです。この状態でも落ちてはきません。
が、押さえると空気と一緒に材料が出るのでハチマキ?を貼ります。
ちなみに撹拌機を使用しての施工です。
こうやって断熱工事を行ってます。
新築部テクニカルサポート課 西谷 由夫